「キャンプ場でうちの子が吠えて、周りに迷惑をかけたらどうしよう…」
愛犬とのキャンプに興味はあっても、吠えが心配で一歩をふみ出せない飼い主さんは少なくありません。
犬が吠えるのには、理由があります。理由がわかれば、出かける前の練習やキャンプ場での工夫で、吠えを減らせることがあります。
この記事では、犬がキャンプで吠える理由と、出かける前にできる練習、キャンプ場での工夫、吠えてしまったときの周りへの配慮、そして吠えが心配な方のキャンプ場の選び方を紹介します。
キャンプで犬が吠える4つの理由
犬が吠える主な理由には、次の4つがあります。
| 吠える理由 | どんなときに吠える? | キャンプで起きやすい場面 |
|---|---|---|
| 要求吠え | 「ごはんがほしい」「遊んで」など、何かをしてほしいとき | 飼い主がご飯の準備をしているとき |
| 警戒吠え | 知らない音や人、ほかの犬に、怖さを感じたり威嚇したりするとき | キャンプ場に着いた直後、サイトの前をほかの犬や人が通るとき |
| 興奮吠え | うれしくて気持ちが高ぶったとき | 広い場所に着いてテンションが上がったとき |
| 分離不安 | 飼い主の姿が見えなくなって不安なとき | 飼い主が炊事場やトイレに行ったとき |
キャンプ場は、ワンちゃんにとって知らない音やにおいがいっぱいの場所です。家では吠えない子でも、慣れない環境では吠えてしまうことがあります。まずは、愛犬がどんなときに吠えやすいかを知っておきましょう。
出かける前にできる練習

いろいろな音に慣らしておく
キャンプ場では、ほかのお客さんの話し声や車の音、ほかの犬の鳴き声など、家では聞かない音がたくさんします。家にいるときから、いろいろな音を聞かせて、落ち着いていられたらおやつをあげる、という練習をしておきましょう。
クレートを「安心できる場所」にしておく
クレート(持ち運べる犬用のハウス)は、キャンプ場でも愛犬が落ち着ける「自分の部屋」になります。家でもクレートの中でおやつをあげたり、くつろがせたりして、クレートを好きになってもらいましょう。
ただし、クレートをお仕置きの場所として使うのはやめましょう。 クレートが怖い場所になると、ほかの困りごとにつながることがあります。
飼い主が見えない時間に慣らしておく
飼い主の姿が見えなくなると吠えてしまう子は、家でも少しずつ「ひとりの時間」に慣らしておきましょう。短い時間から始めて、落ち着いて待てたらほめてあげます。
要求吠えには「反応しない」を家族で統一する
「吠えたらおやつがもらえた」と覚えると、要求吠えは増えやすくなります。要求吠えには反応しないことが大切です。
反応しないようにすると、はじめのうちは一時的に吠えが増えることがあります。途中でやめずに、家族みんなで同じ対応をすることがポイントです。
キャンプ場でできる工夫
着いたら、まずは一緒にサイトのまわりを歩く
キャンプ場に着いたら、いきなり設営を始めるのではなく、まずは愛犬と一緒にサイトのまわりを歩いて、においをかがせてあげましょう。新しい場所に慣れるきっかけになります。
昼間にしっかり遊ばせる

体を動かして満足すると、落ち着いて過ごせる子もいます。ドッグランや散歩で、たっぷり遊ばせてあげましょう。
目に入る刺激を減らす
サイトの前を人や犬が通るたびに吠えてしまう子は、通路が見えにくい場所に居場所を作ったり、クレートにタオルをかけたりして、目に入るものを減らしましょう。
犬だけをサイトに残さない
炊事場やトイレに行くときも、愛犬をサイトにひとりで残すのは避けましょう。飼い主がいない間に、吠え続けてしまうことがあります。家族で交代して、どちらかが愛犬のそばにいるようにしましょう。ひとりで参加される方は、炊事場などに犬を連れて行けるか、キャンプ場のルールを確認してください。
吠えてしまったときと、周りへの配慮
どんなに準備をしても、吠えてしまうことはあります。大切なのは、そのあとの対応です。
- 吠えている理由に合わせて対応する: 怖がったり不安になったりして吠えているときは、そばに行って落ち着かせてあげましょう。要求吠えのときは反応せず、静かになってから声をかけます
- 夜は特に気をつける: キャンプ場の消灯時間(静かに過ごす時間)は、おおよそ夜21〜22時ごろが目安です。決まりはキャンプ場によって違うことがあるので、チェックインのときに確認しましょう
- お隣さんにひと声かける: 吠えてしまったときは、「うるさくしてすみません」とひと声かけておくと、相手の受け止め方がやわらぐこともあります
夜に吠えてしまうときの寝床の工夫は、こちらの記事でも紹介しています。

吠えが心配なら、キャンプ場選びも大事

吠えが心配な方は、キャンプ場選びも大切なポイントです。次のようなキャンプ場を選ぶのも、ひとつの方法です。
- サイトが柵で囲まれている: 自分の場所がわかって落ち着きやすい、と紹介されることがあります
- 隣のサイトとの距離や目線が気になりにくい: ほかのお客さんや犬が目に入る回数を減らせる
- 犬連れのお客さんが中心: お互いに犬がいるので、吠えが気になるときも相談しやすい
- 夜が静か: 周りが落ち着いていると、ワンちゃんの気になる音も減らせる
館山市にある Out Tail Dog Camp 館山は、全サイトが「ドッグフリーサイト」(柵つき)の、犬連れのためのキャンプ場です。
なっぷでは、「山を棚田のように切り開いて作られたキャンプ場」「夜は本当に静かで過ごしやすかったです」という口コミをいただいています。
初めての犬連れキャンプで吠えが心配な方も、ぜひ一度遊びに来てください。
\実際に泊まった方の声は?/
犬連れキャンプの準備やマナーをまとめて知りたい方は、こちらの記事もどうぞ。

まとめ:理由を知って、練習と工夫で吠えを減らそう
犬がキャンプで吠えるときの対策をおさらいしましょう。
- 主な理由は、要求・警戒・興奮・分離不安の4つ
- 出かける前に、音・クレート・ひとりの時間に慣らしておく
- キャンプ場では、着いたら一緒に歩く、昼間にしっかり遊ぶ、目に入る刺激を減らす、犬だけを残さない
- 吠えてしまったら、理由に合わせて対応し、周りへの配慮を忘れずに
- 吠えが心配なら、柵つきで夜が静かなキャンプ場を選ぶ
焦らず、少しずつ慣らしながら、愛犬のペースでキャンプを楽しんでくださいね!
\初めての犬連れキャンプも、柵つきサイトで/

